2010-05-17 第174回国会 参議院 決算委員会 第10号
この計画によりまして、沖縄中城新港地区政策、いわゆる自由貿易地域、これも含んだ事業が行われておりますが、この事業の進捗状況、いわゆる自由貿易地域に特定いたしましてどのような状況になっているのか、お伺いしたいと思います。
この計画によりまして、沖縄中城新港地区政策、いわゆる自由貿易地域、これも含んだ事業が行われておりますが、この事業の進捗状況、いわゆる自由貿易地域に特定いたしましてどのような状況になっているのか、お伺いしたいと思います。
しかし、これ、沖縄中城新港地区計画、これは内閣府が計画を承認して、そして予算については移替えで他省が執行するというような状況だということをお伺いしております。全体で今までどのくらいの国費が投入されてきているのか。
そもそもこの泡瀬干潟の埋立ての発端というのは、中城新港地区の工業団地、特別自由貿易地域の設定にあるわけです。そこに隣接して大型船が着岸できる深い護岸を建設をして航路をつくる、そのしゅんせつ工事で出てくる土砂を埋め立てるために始まったものなんですよね。ですから、その利用計画が後を追いかけるというのが、これ、根本的な問題の本質だというふうに思うんです。
まず、このうるま市の中城新港地区特別自由貿易地域の現在の分譲率ですが、これ、うまくいっているんですかね。どうなっていますか、分譲率。
東海岸地域では、研究開発、交流体験等を含め、健康長寿をテーマとした地域の振興を図っておりますし、中城新港区は特別自由貿易を中心に加工交易型産業等の集積、西海岸は観光・リゾート産業の振興を図るという基本方針のもとにこれまで取り組んできております。
実は、その主な生息地であった泡瀬北部の干潟、これが中城新港建設、それによって埋立てでつぶされてしまった。その結果、現在、天然の生息地は佐敷干潟と泡瀬干潟だけしか残っておりません。絶滅危惧種の海藻であるクビレミドロ、この間、私、見てまいりましたけれども、とってもきれいなんですね。
沖縄総合事務局が、中城新港の航路整備のためにしゅんせつ土を捨てる場として泡瀬干潟を埋め立てるという計画を今進めています。泡瀬干潟、中城湾の環境価値について環境省の評価を述べていただきたいと思います。